以前自作した印籠継の竿を釣り場に忘れてきてしまうという失態。並継ぎの自作竿は手元にあるのですが、出来栄えが納得いかず、あまり、使う気にならず。
実家に生えている竹での自作を目論んでおりますが、採取から乾燥と考えるとまだ先になりそうです。
そんな中で、新たに竿の製作に乗り切ることにしました。

まずは設計から

いつも通り、竹材の太さ、長さ、節の位置などを図面に起こします。

竹材の図面と設計
竹材の図面と設計

今回は前回の並継ぎ竿製作の反省を踏まえて、印籠継にすることにしました。並継は、ある程度の竹材の中から、合うものを選んで作れるような状況でないと難しいと感じています。また、並継ぎで竿を出来るだけ細く作るには、竹の内径をどれだけ薄く削れるかにかかってきますが、薄く削るのはもちろん難易度が高くなります。
その点、印籠継は1本の竹から切り出せるので、作りやすいです。節を揃えたりするとなると、1本の竹だと厳しいですが、手軽に始めやすい製法だと思います。

素材の切り出しと糸巻き

まずは素材を切り出します。穂先には、2mmの竹ひごを削ったものを用います。

竹材の切り出し
竹材の切り出し

そして、穴を開ける前の補強として、口部の表皮を削って、その部分に糸を巻きます。

口部の糸巻き
口部の糸巻き

印笼継ぎ加工

印籠芯は、いつもは竹材を見てから太さを決めて、買い物をするのですが、今回はあり合わせのものを利用することにしました。手元側2本は3mmのカーボン芯。穂先はそのまま突き刺すことにして、穂持ちは竹串を少し細く削って使うことにしました。

印籠継ぎ加工
印籠継ぎ加工

これで、一応は竿の形になりました。5寸(15cm)元5本継ぎ。手元を抜いて、40cm、55cm、出番はほとんどないと思われますが70cmと1本3役の予定です。

今回はここまで

モノづくりにはモチベーション、気力が必要です。ここからは、塗り工程で根気のいる作業になります。焦らずに、地道に作業を進めたいと思います。