この記事を書くまでに2本のタナゴ竿を自作しています。製作工程を念入りに調べてやったつもりですが、中々思ったようにはいきません。そんなことで、次の竿を作る前にこれまでの反省点を整理しておこうと思います。

設計図を作る

先に作った2本の竿は、まず材料となる竹を購入して、出来上がった状態を想定せずに、作り始めてしまいました。初めてでしたので、想定することが難しかったということもあります。何も考えずに作ってみた結果、やっぱり出来上がりをしっかりとイメージしたうえで作らないとうまくいきません。できあがったものは、長さがバラバラ、途中で折れてしまったこともあり、ひどいバランスです
まずはある程度の出来上がりを想定して竹材を選び、その竹材に合わせて設計図を作ることから始めたいと思います。

竹の種類、特性を知ろう

竿の製作に使用される竹にはいくつか種類があり、当然、その種類ごとに特徴があり、製作方法も違ってきます。以下に、竹の種類と特性、竿の製作方法をまとめたいと思います。
※おそらく、種類名は竿製作上の呼称で正式な名称ではないものと思われます。

竹の種類

  • 布袋竹(ほていちく)
  • 弾力があって粘り強い性質です。カーボンとグラスでいうと、グラスのような特性に近い竹です。竿の製作は印籠継ぎ(いんろうつぎ)で行われることが多いようです。布袋竹は節のふくらみが大きく、後述の矢竹や丸節で紹介する並継ぎ(なみつぎ)の加工が難しいためです。

  • 矢竹(やだけ)
  • 節のふくらみがあまりなく、直線的な形状をしています。布袋竹と比べると、どちらかというとカーボンのように張りのある性質ですが、丸節竹と比べると、より胴にのりやすく粘りのある性質です。竿の製作は主に並継ぎで行われることが多いようです。

  • 丸節竹(まるぶしだけ)
  • この3つの中では一番張りのある性質で、カーボンとグラスでいうと、カーボンのような特性となります。竹の断面が円に近く、竿の製作では矢竹同様、並継ぎで行われることが多いようです。

竿の継ぎの製作方法

  • 印籠継ぎ
  • 主に布袋竹を使用した場合に採用される竿の継ぎ方法で、竹の中心部に芯材(矢竹、カーボン)を入れて、継ぐ方法です。加工は、竹の内径を削って印籠芯をしっかりと固定します。もう一方は印籠芯を受ける口(すげ口)で同じく内径を削りますが、削りすぎると印籠芯が抜けてしまいますので、削りすぎないように慎重に作業します。

  • 並継ぎ
  • 主に矢竹、丸節竹に用いられる継ぎ方法です。印籠継ぎのように芯を使用せず、込み口(凸側)を削り出します。すげ口(凹側)は印籠継ぎと同様に、込みがしっかりとはまる状態になるまで内径を慎重に削っていきます。

本漆はあきらめます

どうせ自作するなら本格的なものを作りたい、そう思って、本漆を買いました。職人は手で漆を塗ったりするようですが、かぶれが怖かったので、ゴム手袋、長袖、マスクの完全防備で作業に挑みましたが・・・。これだけ防備をしても、顔がパンパンに腫れ、手から足にかけてかぶれが広がってしまいました。とてつもなく、かゆくて、痛くて、まさに地獄でした。こればかりは、体質によると思いますが、私は、いわゆる新うるしと呼ばれる、釣具屋にも売っている塗料を使いたいと思います。

作業は少しずつ丁寧に繊細に

先に作った2本の竿で、最も苦労したところ。布袋竹を使用して印籠継ぎの加工だったのですが、穂先に近い部分は細くて加工がとても難しいです。ご想像のとおり、加工中に折ってしまいました。製作を断念しようかと思ったほど落ち込みました。何とか、気持ちを立て直して最後までたどりつきましたが、この辺の加減を身に着けること、また慎重に作業することを心掛けないといけません。削りの作業は一気に力をいれてやると折れてしまうので、落ち着いて、少しずつと肝に銘じながらやりたいと思います。

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