和竿を製作するうえで最も重要になってくる行程です。今回は全長1000mm、元外形6.8mm、先外径0.8mmの布袋竹一本の素材を使って、設計を考えてみたいと思います。

フリーソフト「Jw-cad」を使用します

私はCADを使用する知識はなかったのですが、こちらのフリーソフトは無料で使えて機能も充実しているとの評判で、インターネット上にも使い方のマニュアルがたくさんあり、導入することにしました。導入といっても、パソコンにインストールするだけで、すぐに使えるようになります。
私が参考にしているサイトをご紹介しておきます。こちらのサイトです。インストール方法なども記載がありますので、参考にしてみてください。

竹材の全体像を描く

図のように、竹の元から先までの長さ、太さ、また節の位置、節間の太さなど、細かく計測しながら、描いていきます。あとあと、どの位置でカットするか、芯を入れるかを決めるうえで重要になってくるので、面倒でも細かく書くようにします。

竹材全体像
竹材全体像

継本数、仕舞い寸法を決める

継本数は多ければ多いほど、仕舞寸法が短くコンパクトになる反面、多い分だけ加工工程が多くなり、また竿の曲がりが不自然になっていきます。この工程での最終目標は、竿を仕舞った状態で各パーツの長さが同じになるように設計することです。見た目がよくなるのと収納のしやすさを考慮します。また、穂先の長さは他のパーツよりも短めにすることです。穂先の長さを短めにするのは、仕舞って持ち運ぶ際に他のパーツよりも長いと竿先が折れてしまう危険性があるからです。

今回は、継本数を4本にしようと思います。4本に分けると全長が1000mmですから、1本が250mm程度になります。さらに今回は印籠継ぎでの製作になるので、この長さも考慮する必要があります。印籠の長さは、今回は込み部分を50mm、竹の中に固定する部分を30mmにしようと思います。すると仕舞い寸法は30㎝(1尺)、全長1m(3尺3寸)になります。

竹材をカットする位置

竹材の中でも強度が高いところと低いところがあります。強度のあるところは節がある箇所です。一番弱いところは節と節の間になります。印籠継ぎをする場合には、この節と節の間に芯が入るようにし、この部分を糸で補強することによって強度を保ちます。
節と節の間のどの位置でカットするかというと、竹材や上記の継ぎ本数の設定などによって変わってくるので何とも言えませんが、下図のように考えればよいと思います。

竹材をカットする位置
竹材をカットする位置

図のように竿が曲がったときに最も負荷がかかるのは、印籠芯の両端部分になります。ですので、印籠芯の両端が節に近い位置になるような位置に来るのが理想といえます。設計上難しい場合には糸で補強するなどの手立てもあります。

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