いよいよ、加工も本格的になってきました。ここでは、印籠芯を固定する側(込み)の加工、そして、印籠芯を受ける側(すげ口)の加工について、見ていきたいと思います。

印籠の太さの決め方

印籠には既成のカーボンソリッドを使います。太さについては、竹の外形から3~4mmを引いた太さにします。プロが作る場合には、限りなく竹を薄く削るので、最大で外形から1mm引いた太さのものを使用しますが、そこまで削るのは初心者にとって難しいので、余裕を持った太さに設定するようにします。

今回は、根本側から3mm、2mm、1.2mmの太さのものを用意しました。カーボンについては、太さが決まっているので、限界に近い太さになってしまいましたが、何とかうまく削っていこうと思います。

込み側の竹の内側を削る、印籠芯を固定する

まずは印籠芯を固定する側から加工していきます。印籠の太さと同じ太さのドリル刃を使います。本当は少し細めのドリルで開けてから削るのが筋ですが、多少緩くなっても最終的に接着材で固定するので、問題ありません。一気に且つ慎重に竹の内径を削っていきます。

込み口
込み口

印籠芯の固定には2液性のエポキシ接着剤を使用します。しっかりと強度のある接着が求められるためです。そして、次の作業に移るまでにしっかりと乾かしておきます。

スゲ口側の竹の内側を削る

まずは印籠芯の長さを確認しましょう。込み部分(凸部分)の長さは、設計段階で長さを決め、それに合わせて糸巻きを行っています。こちらは設計通りの長さに切りそろえるようにしましょう。カーボン芯のカットには目の細かいのこぎりを使用するときれいに切れます。切った後は紙やすりで丸く滑らかに整えます。

そして、すげ口となる側の竹の内側を削っていきます。こちらについては、印籠芯よりもほんの少しだけ細いドリル刃を使用します。スゲ口側は削りすぎてしまうと、継いだ時にゆるくなってしまいますので、シビアに作業したいと思います。ドリル刃で穴を開けた後は、その太さに合わせた手作りの丸棒やすり(金属棒に紙やすりを細長く切ったものをらせん状に巻きつけたもの)を使用して、少しずつ削っていきます。削っては差し込んで、削っては差し込んでを繰り返しながら、きっちりと継ぎこめるまで根気強く削っていきます。

穂先の込み口
穂先の込み口

無事、削り終えました。やはり、最も細い穂先部分の削りはかなり慎重に行いました。竹の外形が1.8mm、パテ埋めと糸巻きで多少は補強されていますが、1.2mmのカーボンはギリギリを超えた太さです。なぜ、もう少し細い芯にしなかったかというと、次に細いものとしては0.8mmがありましたが、経験上0.8のカーボンは細すぎて強度的にものたりないからです。以前竿を作った際に0.8mmのカーボンを使用しましたが、作業中に折れてしまいました。ですので、一番細くても1.2mmのカーボン芯がベストと判断しています。他には、金属線(硬質ステンレスなど)がありますが、カーボンほど張りがなく竿が継いだ部分で不自然に曲がってしまいます。ある程度張りのあるカーボンが最適です。

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